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エコプレミアムクラブとは

環境負荷の低い、価値ある商品の
評価・検討を行うことを主目的とした団体です。

日本の環境問題は水俣病で始まったといっても過言ではありません。当時、非常に高い経済成長が最優先され、しばらく前の中国のように、環境への配慮は後回しにされたことが、いわゆる公害病の根本原因でした。
東京の空を見ても、これほどの青い空は世界でもそう味わえるものではありません。大気汚染、水質汚濁といった古典的な環境問題は、解決済みだと言えるでしょう。
その次に問題になったのが、廃棄物の最終処分地の問題でした。2000年にできた循環型社会形成推進基本法のお蔭か、1991年には1億1千万トンあった埋め立て量は、平成23年度には1244万トンと1/9に減少しています。ゴミを出さない日常生活と産業構造、リユースを徹底して何度も使う、リサイクルは高度な水平リサイクル、この3点が今後の方向性です。
 
エコプレミアムクラブ会長 安井 至
エコプレミアムクラブ会長
安井 至
【プロフィール】

一般財団法人 持続性推進機構 理事長/独立行政法人 製品評価技術基盤機構名誉顧問(元理事長)/東京大学名誉教授・国際連合大学 元副学長

エコプレミアムという概念が重要だと主張し始めてから、すでに13~4年が経過しました。しかし、汚染物を減らす、リサイクルをする。これらは第一段階です。物質の量で決まる価値よりも質を重視した価値観に転換し、地球環境の維持に貢献するより高度な人の思いに大きな価値があるとして実行する第二段階。この第二段階を重視する考え方をエコプレミアムと呼ぶことにしました。

プレミアムという言葉が、グリーン購入法に関する環境省の審議会において議論され、プレミアム基準という仕組みもできました。エコプレミアムを考え出した13、4年前の思い、すなわち、2000年の地球の状態を未来永劫残そうと思い、かつ実行すること自体がプレミアムであるという主張が、徐々に認識されつつあるように思います。

しかし、まだまだ大きな問題が残っております。このところの世界の各地で起きている異常気象は、2000年の地球を維持することがもやは不可能になったことを示唆しているようです。二酸化炭素などの温室効果ガスを排出することは、公害病の原因となった汚染物質の排出と何ら変わらない行為なのですが、まだ、そのように考える人は少数派で、第一段階である排出量削減すら十分に実行できていません。この問題の第二段階とはどのようなものなのか。それは、全地球・全人類的立場から、排出量の削減を実現する社会的枠組みを作ることなのですが、具体策が何かが理解できて、その方向に行動をすることができれば、究極のエコプレミアム人になったことを意味するものと考えております。

 
エコプレミアムクラブ会長 安井 至
エコプレミアムクラブ会長 安井 至

エコプレミアム憲章

エコプレミアムクラブは、美しく豊かな地球を未来世代に残すことが、現世代の最大の使命であることを認識すると同時に、経済活動をこの使命と高いレベルで整合させることを目指し、以下の項目の実践をする。

1. エコプレミアムクラブは、地球資源の消耗防止に最大限配慮した経済活動を行う。特に、資源・エネルギー効率を極限まで高めた付加価値の高い経済活動を目指す。
2. エコプレミアムクラブは、一段上の環境保全の取組みによって、大量消費・大量廃棄型社会からの離脱を目指す。特に、最終処分量の減量に努める。
3. エコプレミアムクラブは、「知と技の価値」を重視し、かつ公平・公正さを価値として尊重する。これに関わる具体的活動は以下の通りである。
エコプレミアムクラブは、賢い循環を重視し、その実現のために必要な技術開発を支援する。
エコプレミアムクラブは、豊かな知的満足感が得ることができる付加価値の高い商品への転換を推進する。
エコプレミアムクラブは、非消耗型消費の実践により最大の満足が得られる社会の実現を目指す。
エコプレミアムクラブは、再生可能資源・再生可能エネルギーの価値を積極的に評価し、導入する。
エコプレミアムクラブは、長寿命かつ高付加価値商品の導入を積極的に推奨する。
エコプレミアムクラブは、拡大生産者責任をより一層拡大するよう、企業・自治体に要請する。
エコプレミアムクラブは、自然との共生は人間社会にとってリスクがゼロではないことを認識し、ゼロリスクの達成を価値として認めない。

エコプレミアムクラブ個人会員は、本憲章に適合した自らのライフスタイルを他人に自慢することを義務とする。

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